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封印



●marble

黄色い果実を付けた蕾を齧れば

戻れるかしら

二人で絡み 混ざり合いたい


何にも知らないまま

前だけ見てれば良かった

出逢ったことの幸せが

悲しみを連れてくる



私のこの、小さい眼が

貴方を映したくて仕様がないよ

可笑しいのは 色を感じないこと

鮮やかすぎる貴方を

ずっと映していたい



冷たい風に見透かされたは悴む指

記憶の中の貴方に触れて余計辛くなる



駄目なの、溢れ出るのが

強さじゃなくて涙じゃ

その声で名前を呼んで

弱り果てる前に



叶わなくてもそれでも愛しい

言えやしないのに膨らむ一方なの

解いて この絡まりを

そう明日が怖いの

だって貴方がいないの



私のこの、小さい眼は

貴方を映したくて仕様がないよ



色のないこの視界では

何も感じない凍りそうな眼

蕾はいつか貴方の手解きで

花開けばいい

それだけが願いよ






☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆





16歳の自分は、

もう封印致します。
  




楽しかったね、寂しかったね

会いたかったね、悔しかったね




16歳の自分は、

もう封印致します。



もう封印致します。


10年、長かったね。



成仏しましょ、16歳。





JUGEMテーマ:
posted by: めぃ | 花唄 | 01:16 | comments(0) | trackbacks(0) | - |

無題

 天怪し 木の葉騒ぐ

帯解れ 

赤 緑 黄
 
「さては帥は御伽の何か?」

罪模様 通えば



触れているだけで

又一滴 卵が産まれし

明くる朝もやれ一頻り鳴くのだろうよ



ほら  また



はらはらはらら

木通の花弁が舞い、揚羽と化す

色を増す滅入路

嗚呼 其方と迷い込んだも

我独りが今も



不如帰 奏で集う

今宵こそ焼べるのさ

壱 弐 参

去らば 淡き面影

燃ゆる幻よ



「共に生きるには、余りにも遅すぎし春」とて

この心未だ五月雨が降りしかな



ほら  また



はらはらはらら

蜃気楼 揺れて

我、風車を化す

酔える程思想が廻り廻れど

絶えがないのさ

息の音が止む迄


posted by: めぃ | 花唄 | 00:33 | comments(1) | trackbacks(0) | - |

お元気ですか?

前略


もう、すっかり貴方とは、

夢の中で会っている時間の方が長くなってしまった様で、

昨日の夜も、貴方に会いました。




何をそんなに悩んでいるのですか?

何がそんなに寂しいのですか?



貴方が、私の夜のレースの内側にやってくる時は、

私に何か伝えたい時なんでしょう?



そんなに、度々、私を訪ねて来られても、

もう、残念ながら私は、貴方のものではないのです。



お分かりだとは思いますが、きっと解っていらっしゃらないでしょう?



昨日の貴方は、水しぶきみたいな笑顔で私を抱きしめて、

私の手を取って、「一緒に行こう」と仰っていおいででした。

その前にいらっしゃった夜も、同じでした。


貴方が昨晩取り上げた私の手には、

私の愛してる人が、私を愛してくれている証があるの。

一緒に、行ってあげられないの。



ここ数年、昼間の貴方ですら、

私のことを度々必要としておいでで、

それが私には、嬉しいとおもったり、悲しいとおもったり、でした。


もっと早く、貴方に戻って来て欲しかった。

その、すれ違いが、これ以上ないもどかしさを連れて来ました。


あの感情は、真っ当なものではなかったのかも知れません。




けれど、あのとき、

いつでも私は貴方を呼んでいて、


例えばホームに上がる、その階段を昇りきったとき、

充電器を携帯にさしたとき、

丹念に泡立てたそれを顔へ顔へ撫で上げているとき、

煙を入れて、そして出したとき、

湯船に、涙を混ぜたとき、


そらが碧いとき。




なまえは、今までの人生で一番唱えた名詞。

私の全身が、

呼んで、呼んで、呼んで。



暑い夏、凍らせたそれを投げ合って笑って、

秋の夕暮れに、しがみ付いていたその背中が二輪をこいで、

あくびが伝って、そのままキスして、


私の全身が、

呼んで、呼んで、呼んで。

あれから何度もそれを繰返して、そして都度、ため息をついてたの。


そしてため息も溜まっていった頃、

私には新しい恋の実がなって、

あれほどだった恋は古くなって、そのとき枯れてしまったの。





けれど、覚えておくの。

そして、



多分私は貴方を一生愛してく。


側には居ないわ、

だけど大丈夫、貴方は私の全身だった人だから。

きっと貴方なら大丈夫よ。





もう、すっかり貴方とは、

夢の中で会っている時間の方が長くなってしまった様で、

昨日の夜も、貴方に会いました。


今は会えるのが、すこし悲しい気持ちになるので、



ねぇ、

私を放って。


それは貴方の為に、

それは私の為に。





そうね、いつかいつか貴方が、

貴方の遺伝子に、

ほら、あの、水しぶきみたいな笑顔でそれを抱きしめて、

「一緒に行こう」ってささやく頃に

私は貴方のその時に、

またお会い出来ればと思っております。




私もこの手で、幸せを迎えに行きますので、

貴方もどうか、お幸せに。



JUGEMテーマ:


posted by: めぃ | 花唄 | 16:06 | comments(0) | trackbacks(0) | - |

tgm




「今ならまだ間に合う」だとか

「手遅れ」だって言うジャッジは

走り出してみてはじめて言える、

その時資格を得る



分かっちゃいるんだ、今調整中

待ってよ

あと少し待って もうちょっとで行ける



利き足から身体に奏でる動脈の音

君だったら僕のを聴ける距離にには居て欲しくて



どこまでもそっと



誰かに勝っていても しがない

自分も退治し続けよ

陽も雨もない大地なんかはない

涙は笑う前触れ



塩を撒き散らし 見合った末に

「八卦用意」

武器ひとつ持たずに 体当たり



そんな君の両手がしたいなら泥だらけになるもいい

けど、傷は残さない様にして



探しておいでよ



嫌っちゃいたいが

一生無理そうだ


さっきも、
2・3分前だって過っているんだ


痛がり屋で


そのくせ
放っておいちゃ引っ掻いちゃいそうな




君が

探してる輝く石



きっとそれって

そこらじゅうに転がっているんだ



磨いたら光るよ
posted by: めぃ | 花唄 | 23:00 | comments(0) | trackbacks(0) | - |

二二月 (ににんづき)

ほころびを伝い

腫れた心に染む雨

僕はあとどれ位

この耳に残る声を連れて歩くんだろう



躰中、夜空によく似てる君の記憶ばかりを散らかすまま

片せないよ

誰か、蓋をして



夢なら夢でまた眠ればいいのさ

今日も瞼の裏側で

君の髪を撫でる僕が甦るだろう



両方のその羽根を膨らまして浮かんだ

君だったらば飛べるんだろう

だからって、行かないで



今でも



交差点の赤い広がりじゃ止まれない願い

折る指がもう足んない

戻って来て甘やかして

腫れ上がるこの心を


それができないと言うのなら

もう



蓋をして









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posted by: めぃ | 花唄 | 13:20 | comments(0) | trackbacks(0) | - |

ナツメグ

シャボンが一時に

吹き出してそらに溢れる

少女は背伸びして

触ろうとするけど、届かない




痛み止めが

心に効けばらくなのに



あたま撫でられたり、涙拭かれると

どうして こんなに嬉しいのかな?

パパの手と似てるからかな?



躓いたその石を

踏み台に変えていけばいい




「そのままあるけばいい、うしろで押えておいているから」

愛してやまないときに、嫌われかねないことをする

手のかかる子犬でも







きみは拾ってくれました。
posted by: めぃ | 花唄 | 12:02 | comments(0) | trackbacks(0) | - |

ヒガラ




夕立が去って

お天気にまでも 背中押されて

わたし、おかしいね

もう大人でしょ?

なのに 溢れてきちゃうの




「もういかないで

 あなたの てのひら

 今、ここに。側に

 
         。」



いついつだって、

お守りみたいに持ち歩いている

“魔法=愛しいあなたの名前”

今夜、握りしめ眠るの



いい子にしてるから

お願いよ、かみさま

ねがいごと、ひとつ

そらに



いちにちを果たした、カサカサのこころ

ドラマより、

甘い甘いチョコレートより

その笑顔

ほらね

この胸が囀って




いま、また少し溢れるよ
posted by: めぃ | 花唄 | 00:37 | comments(0) | trackbacks(0) | - |

<ステッチ>





ほつれた、いと

すぐ、とめて


じゃないと、どんどん、ほつれてく






ほつれた、いと

「だいじょぶ。だいじょぶ」 じゃあない


どんどん、どんどん、ほつれてく






ほつれた、いと

ひっぱらないで


みるみる、みるみる、ほつれてく











だから、いったじゃない

はなれた、ふたつ


どう繕うの?


posted by: めぃ | 花唄 | 15:03 | comments(1) | trackbacks(0) | - |

<どこいくの>

夜の海の

水面みたいなシーツの繭に

今日も躰を沈めて、想いが這う











街の中の森の入口が帰る場所


なくなってた家は


探し続けて、やっと又見つけた






ストライプで首絞めて

鎧みたいな背広を羽織って貴方は

「ハヤクカエルカラネ」

と、言う






帰って来ないかも




また、置き去りかも






だから、やっぱり、きっとほんとは、

ひとりがいいのがわたし。かも。




二人でいても、やっぱりひとり、

それがかえって私は安らぐ












目覚めた午前3時




願いはゆくゆく




何度持ち出しても色鮮やかな

記憶に今夜も寄り掛かる
posted by: めぃ | 花唄 | 12:22 | comments(0) | trackbacks(0) | - |